イラン外務省報道官、「ガザ病院への攻撃はイスラエルの犯罪者的性質を証明」

イラン外務省のキャンアーニー報道官は、「シオニスト政権イスラエルが行うパレスチナ・ガザでの病院への攻撃は、人権関連法、国際法、ジュネーブ条約といったあらゆる法や取り決めに違反するものである。この攻撃により、同政権の犯罪者的性質が明らかになった」としました。

キャンアーニー報道官は18日土曜、シオニスト政権が行うガザの病院への攻撃に関してSNSの「X」に、「イスラエル政権の当局者らは、（ガザの）シャファー病院について自分たちが主張していた嘘を事実と証明できなかった後、自軍をガザの他の病院の攻撃へと向かわせた」と投稿しました。

続けて、「ガザのヨルダン病院とインドネシア病院に対する攻撃は、イスラエル政権が持つ攻撃性や残虐性を改めて示して見せた」と指摘しました。

そして、「病院への攻撃は、人権関連法、国際法、ジュネーブ条約といったあらゆる法や取り決めに違反するものであり、イスラエル政権の犯罪者的性質がよりはっきりと、世界の衆目にさらされた」としました。

ガザにあるパレスチナ保健省の報道官は17日金曜、イスラエル政権がシャファー病院を自身が行う軍事作戦拠点にしていると発表しました。

同報道官によれば、イスラエル政権軍は軍事車両をシャファー病院付近から「全く動かさず」、多数の自軍兵士を使い、病院の地下や地上階、さらには手術エリアを捜索させているということです。

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