イラン国防軍需相が、紅海での有志連合形成に向けた米の試みに反応
12月 14, 2023 18:59 Asia/Tokyo
イランのアシュティヤーニー国防軍需大臣は、紅海はイランの近海と見なされるとし、「誰もイランの影響が及ぶ地域で好き勝手な行動はできない」と述べました。
アシューティヤーニー大臣は、イスナー通信とのインタビューで、アメリカが40カ国とともに紅海で有志連合艦隊の結成を工作していることに触れ、「この地域には、他国がこれ以上進出し、軍隊を増力する余裕はない」と述べました。
その上で、「アメリカは決してこの行動をとることはないだろう。しかし、仮にそうすれば、深刻な問題に直面することになるだろう」とし、「地域外のあらゆる国がこの地域に進出しているが、この地域は地域諸国のものだ」と語りました。
最近、米国務総省のある関係者が匿名で、同国が紅海を航行する船舶の護衛のために、40カ国で構成される有志連合を形成しようとしていることを明らかにしました。
この関係者は、英スカイニュースのアラビア語放送の取材に対し、この有志連合が300万マイルに及ぶ国際海域を監視することになっていると語りました。