デイ月9日;敵の無力とイラン国民の洞察が示された記念日
12月 30, 2023 19:24 Asia/Tokyo
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イ月9日;敵の無力とイラン国民の洞察が示された記念日
イラン暦デイ月9日にあたる西暦12月30日は、イラン国民が14年前の同日に大規模な行進を行い、その誇りに輝く一面を新たに加えた日であり、イスラム革命の歴史においても転換点となりました。
イラン暦1388年デイ月9日(西暦2009年12月30日)、同国の国民は、同年に行われた大統領選挙の一部候補者の支持者らが開票で不正があったという口実で社会の基盤や秩序を乱す動きを開始したことへの強い反対を示すべく、大規模なデモ行進を実施しました。
デイ月9日の出来事は、イラン国民が、イスラム教の教義と革命の理念を守るべく命を懸けて立ち向かい、敵が自分たちの宗教の前に立ちはだかった場合は全力で彼らに立ち向かうこと声高く宣言した、人間の尊厳と独立を象徴するものでした。
イスラム革命の歴史に「洞察の日」として刻まれることになったこの日、イラン国民は、国外勢力とつながりを持つ一部の者や金銭で雇われた者が行う侮辱や冒涜的行為を、その洞察で見破って、正当な怒りを露わにしたのです。
デイ月9日に首都テヘランをはじめとしたイラン各都市で数千万人の人々が熱狂的に行進に参加したことは、イラン・イスラム体制の政治的正当性を世界に再度示すことになりました。
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