仏パリ:人形さえもパレスチナの子供たちを守る権利がない地!
(last modified Mon, 28 Apr 2025 08:40:01 GMT )
4月 28, 2025 17:40 Asia/Tokyo
  • 仏パリでの親パレスチナ・デモ
    仏パリでの親パレスチナ・デモ

フランスが、親パレスチナ抗議活動において人形の展示や赤色の使用を禁止しました。

【ParsToday国際】フランスで、シオニスト政権イスラエルが2023年10月からジェノサイドを引き起こしているガザ地区を支持するデモにおいて、赤色の使用やパレスチナの子どもたちを模した人形の掲示が禁止されました。フランス政府は親パレスチナデモの主催者に対し、人形や赤色の展示は今後禁止すると通告しています。

今週フランス首都パリで行われたガザ支援デモでは、前週に比べて警察官の数が増加しており、人形や赤色、パレスチナの伝統衣装の使用が禁止されていました。

フランスの政治活動家のオリビア・ゼムール(Olivia Zemor)氏はこの点について「フランス政府は、パレスチナ人の母親、子ども、捕虜の状況を映すことは許可されていないと我々に通告し、『これは衝撃的だ。子どもが母親の腕の中で死ぬという話は人の心をえぐる』と言ってきた」と述べています。

パレスチナ支持派の抗議者の1人もこの矛盾に遺憾の意を示し、「政府にとってデモが衝撃的である一方で、ガザでの実際の子供たちの虐殺はそうではない」とコメントしました。

首都パリのある地区では毎週、ガザを支持するデモが開催されています。

ガザにあるパレスチナ保健省の最新データによりますと、2023年10月にガザでの戦争が始まって以来、シオニスト政権イスラエルは5万1305人以上のパレスチナ人を殉教に至らしめた他、11万7096人を負傷させてきました。

 

 


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