イラン外相「西側諸国は国連人権理事会の手段としての利用を止めるべき」
(last modified Sun, 31 Dec 2023 11:04:56 GMT )
12月 31, 2023 20:04 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、人権をめぐるイランに対する一部の西側諸国の主張について「全く合理的・法的な正当性がない」とし、こうした国々に対し国連人権理事会の手段として利用をやめるよう求めました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は31日、「人権の国際動向とイランのアプローチ」と題する会合において、「一部の西側諸国の影響力や圧力行使によりイランに対して押し付けられた人権機関のメカニズムには全く法的正当性がない」と語りました。

また、パレスチナ・ガザ地区で継続されている人々の大量虐殺及び、過去80年間にわたって行われてきたパレスチナ人への明白な権利侵害、そしてシオニスト政権イスラエルの占領行為や人種主義に対するアメリカの全面的な支持に触れ、「一部の西側諸国がイランに対して提起している人権に関する主張は、倫理的・法的な正当性を一切欠いている」と述べました。

 


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