イラン最高指導者、「ソレイマーニー司令官の遺志受け継ぐ兵士らは卑劣な犯罪を容認しない」
1月 04, 2024 17:37 Asia/Tokyo
イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、3日水曜に同国南東部ケルマーンで起きたテロ事件をうけて声明を発表し、「テロを起こした犯罪者らは、イスラム革命防衛隊のソレイマーニー司令官の遺志を受け継ぐ兵士らがこうした卑劣な犯罪を許容しないことを知るべきだ」としました。
ハーメネイー師は続けて、「冷酷な犯罪者は、ソレイマーニー司令官の墓参に向かう人々の熱情や情愛に我慢がならなかった。無辜の人々の血で汚れた手や、そうした輩を犯罪に至らしめた醜悪な頭脳は、今この瞬間から正当な処罰や弾圧を受けるだろう。彼らは、こうした悲劇を引き起こせば厳しい報復が待っていることを肝に銘じるべきだ」としました。
3日は2020年に米軍により暗殺された革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官の命日でした。
ソレイマーニー氏が埋葬されている南東部ケルマーンの墓地ではこの日の夕方、命日を記念する式典などが行われていましたが、それに通じる道路脇で2回にわたって爆発が発生しました。これにより103名が殉教、211名が負傷しました。
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