イラン最高指導者、「人々を舞台から追放することが清浄なイラン領の敵の戦略」
イランイスラム革命の最高指導者ハーメネイー師が、「清浄なるイランの敵の戦略は、人々を舞台から引きずり下ろすことである」との見解を示しました。
ハーメネイー師は9日火曜、1997年1月19日のイラン国民の歴史的蜂起の記念日に、テヘラン南部コム市の人々との公開集会において、「従属的かつ抑圧的なパフラビー前王朝政権の打倒は、その現場に国民が参加したとによる具体的な結果と考えられる」と述べています。
また、パレスチナ・ガザ地区を人々の偉大なる力の具体例だとし、「小さな土地の少数の人々がこれほど大言壮語するアメリカ、またアメリカに必死でしがみついているシオニスト政権イスラエルを忍耐と抵抗の力で無力化した」と語りました。
さらに、3か月にわたるシオニストの犯罪と児童殺害は歴史上忘れられない出来事であるとし、「この強奪政権が破壊され、地球上から消滅した後でも、これらの犯罪は忘れられることはなく、歴史に刻まれるだろう。彼らは数週間で数千人の子供を殺害したが、パレスチナ人の抵抗と忍耐により撤退に追い込まれた」としています。
そして、「特に若者をはじめとする市民の将来を断念させようとする外国メディアの工作も、人々を現場から締め出すもう一つのトリックの一つである」とし、「弱点を誇張し、政治活動や選挙へおの参加を無益だと宣伝し、経済的困難を誇示することも彼らのプロパガンダ活動の一つだ」としました。
加えて、「人々を現場から引きずりおろすもう1つの陰謀は、権力者やアメリカ、シオニスト政権からの脅迫だ」とし、「もしイラン国民が何らかの権力を恐れるなら、現在のわが国はもはや存在していないだろうが、今日、地域を支配すると主張する多くの大国がイラン国民に恐れをなしている」と語っています。
そして最後に、「イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊司令官だったソレイマーニー中将の殉教4周年を記念する大規模な人々の集まり、イラン革命記念日の2月11日、そして毎年ラマザーン月最後の金曜日の世界ゴッツの日の行進への人々の大々的な参加、さらに 1 月 9 日のような神の日々への人々の参集は、人々が現場に参加する準備ができていることを示す明らかなしるしだ」とし、「イラン国民は、誇り高き指導者の殉教記念日に名の粒ケルマーンを訪れるために遠路はるばる足を運んだ。その悲惨な出来事にもかかわらず、翌日も同じような情熱や力強さ、モチベーションある人々の大集会が続いた」と結びました。