在ジュネーブ国際機関イラン代表、「イスラエルは国際平和にとり大きな脅威」
1月 24, 2024 18:19 Asia/Tokyo
在スイス・ジュネーブ国際機関イラン代表部のバフレイニー代表が、「シオニスト政権イスラエルは、核兵器を保有し秘密裏に核活動を行っており、地域・国際的な平和と安全にとって大きな脅威である」と述べました。
バフレイニー代表は23日火曜、2024年ジュネーブ軍縮会議の第1回総会の開幕演説において、「シオニスト政権イスラエルは、大量破壊兵器のない西アジア地域の確立を唯一阻んでいる障害だ。同政権は、強制力のある国際文書を批准せず、一切の保障措置や検証メカニズムも受けることなく、さまざまな種類の大量破壊兵器を備蓄し続けている」と述べました。
また、「イスラエル政権は70年以上にわたり、諸法や人権の国際基本原則、なかんずく国際人道法と国際人権法を公然と踏みにじってきた」と指摘しました。
続けて、「さらに2023年9月には、イスラエル政権が恥知らずにもパレスチナ・ガザを核で脅迫し、さらに同政権の首相が同様の脅迫を我が国にも行ったことが明らかになった。このような行動は、NPT核不拡散条約や国連憲章に明確に違反している」としました。
その上で、「イスラエル政権の凄惨な犯罪および違法な核活動を抑制・終結させるために、集団的な措置を講じる時が来ている」と強調しました。
そして最後に、「我が国は、他の非核保有国と同じ様に現状を憂慮していおり、核保有国に対して、NPTの枠に沿った国際義務を果たし、全ての核兵器の廃棄を約束するよう求める」と述べました。
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