タスニーム通信記者のイスラエル刑務所拘留、完全な独房にて拷問とともに200日目に突入(写真あり)
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シオニスト政権イスラエル軍が、ヨルダン川西岸でタスニーム通信社のファラ・アブアヤシュ記者を逮捕・拘留してから200日が経過しました。アイヤーシュ記者の弁護士の話では、逮捕時には拷問や独房監禁、家族との面会禁止などの措置が取られたということです。
(last modified 2026-02-24T07:19:53+00:00 )
2月 24, 2026 16:13 Asia/Tokyo
  • 現在イスラエル刑務所に拘束中のタスニーム通信記者ファラ・アブアヤシュ氏
    現在イスラエル刑務所に拘束中のタスニーム通信記者ファラ・アブアヤシュ氏

シオニスト政権イスラエル軍が、ヨルダン川西岸でタスニーム通信社のファラ・アブアヤシュ記者を逮捕・拘留してから200日が経過しました。アイヤーシュ記者の弁護士の話では、逮捕時には拷問や独房監禁、家族との面会禁止などの措置が取られたということです。

タスニーム通信によりますと、同通信社のパレスチナ人女性ジャーナリスト、ファラ・アブ・アヤシュ氏は2025年8月6日、ヨルダン川西岸アルハリール(英語名称;ヘブロン)北部ベイト・アメル村にある自宅がイスラエル軍の夜襲を受けた際に逮捕・拘束されました。アヤシュ氏は被占領下の聖地ベイトルモガッダス・エルサレム北部の「アル・マスクービヤ」拘置所に移送された後、取り調べを受け、情報筋によれば屈辱的な扱いと拷問を受けたということです。

現在イスラエル刑務所に拘束中のタスニーム通信記者ファラ・アブアヤシュ氏

拘置所と刑務所における劣悪な環境

アブ・アヤシュ氏の事件を担当し、刑務所内で接見したパレスチナ人弁護士ハサン・エバディ氏は、依頼人(アブ・アヤシュ氏)の状況について「アブ・アヤシュ氏はアル・マスクービア拘置所で53日間独房監禁され、その後シャロン刑務所、そして北部ハイファのダモン刑務所に移送された」と述べました。またエバディ弁護士は、このジャーナリストに対する暴力行為について「彼女は拘禁中、継続的に侮辱され、暴行を受けていた。極めて屈辱的な状況下で、複数回の身体検査が行われ、彼女と彼女の家族に対し卑猥な言葉が浴びせられた」と語っています。さらに「依頼人の状況は他のパレスチナ人女性捕虜と何ら変わりなく、イスラエルの刑務所の状況は非常に過酷である」と強調しました。エバディ弁護士によれば、2023年10月7日の「アクサの嵐作戦」以降、女性捕虜に対する拷問と懲罰の激化が進んでいるということです。エバディ氏は捕虜・抑留者の劣悪な状況について「多くの場合、10人の女性捕虜が狭い独房に収容されており、そのうち一度に床で眠れるのは4人だけである。独房は非常に寒く、北馬ハイファ・カルメルのような刑務所の状況はさらに劣悪である」と説明しました。

面会不許可と国際機関の沈黙

パレスチナ人捕虜が直面する最も重要な課題の一つは、外界との完全な遮断です。エバディ弁護士はこの問題を強調し、「これらの捕虜は塀の外の世界の状況について全く知らされていない。家族との面会は許されず、両親に電話をかけることさえできない。赤十字さえも面会が許されず、監視機関の不在により彼らは益々孤立させられている」と語りました。こうした制限が課されているのは、イスラエル政権が2023年10月以降、「非常事態」を理由にICRC赤十字国際委員会の代表者によるパレスチナ人捕虜への面会を禁止している中でのことです。

イスラエル紙イディオト・アハロノトが、ヨルダン川西岸でのタスニーム通信記者ファラ・アブ・アヤシュ氏の逮捕を報道

 

抗議キャンペーンと捕虜関連の統計

こうした状況を受け、パレスチナ人捕虜の家族と各国政府機関は、ヨルダン川西岸のラマラ市およびアル・ビレ市の赤十字本部前でキャンペーン運動を開始しました。パレスチナ人捕虜問題追跡最高評議会のアミン・シュマン(Amin Shuman)議長はこの件について「我々は集会でシオニスト占領軍に対し、家族による捕虜との面会を再開するよう要求している。捕虜らは過去28ヶ月間にわたり、赤十字の医師を含む人権団体からの面会が許されなかった」と述べています。

パレスチナ人捕虜問題追跡最高評議会のアミン・シュマン議長

捕虜問題に取り組む団体の統計によりますと、現在イスラエルの刑務所には、女性66人を含む9300人以上のパレスチナ人捕虜が収容されています。ファラ・アブ・アヤシュ記者の逮捕から200日が経過しましたが、彼女の事件には進展がなく、同女性記者は依然として過酷な環境下で拘留され、適切な医療サービスを受けるといった基本的人権さえも奪われた状態にあります。

 

 


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