革命後45年間におけるイランの保健衛生分野の指標の向上
(last modified Mon, 05 Feb 2024 06:49:30 GMT )
2月 05, 2024 15:49 Asia/Tokyo
  • 革命後45年間におけるイランの保健衛生分野の指標の向上
    革命後45年間におけるイランの保健衛生分野の指標の向上

イランはイスラム革命後の45年間にわたり、保健医療分野で輝かしい実績を挙げてきました。過去45年間に見る最も重要なイランの保健医療分野での成果の一部は、以下のとおりです。

1.平均寿命指数

イランの平均寿命指数は現在、1979年のイスラム革命前よりも22年向上し、また世界平均よりも高くなっています。革命前の平均寿命指数は55歳でしたが、現在は77歳に達しています。

 

2.妊産婦及び乳児死亡率

イランが保健分野で挙げたもう一つの重要な実績は、乳児死亡率と妊産婦死亡率が1979年と比較して10分の1に減少したことです。革命前のイランでの妊産婦死亡率は10万人あたり274人でしたが、現在は10万人あたり16人に減少しました。また、乳児死亡率は1000人あたり82人から11人に減少しており、これは重要な成果だと言えます。

 

3.医療サービスへのアクセス

医療サービスへのアクセス指標には、医師、病院、医療センターへのアクセスなどがあります。イスラム革命前は、病院や医療センターを利用できる都市は国内都市のうち最大37%でしたが、現在ではこの数は97%に達しています。

また、イラン国内の病院の病床数は5万床から15万床に増加しました。さらに、革命前には国内の人口1万人あたりの医師の数は3人でしたが、現在では1万人あたり16人に達しています。したがって、イランの人口1人当たりの医師数は過去45年間で5倍に増加したことになります。

こうした一方で、イラン総人口は2.5倍に増加しました。この重要かつ顕著な進歩は、医師数が約12倍に増加したことで達成されたものです。1979年の革命前の時点で、国内の医師数は1万3000人でしたが、現在は15万人以上に達しており、国内では外国人医師の必要がない状態です。この重要な成果により、1992年以前は毎年1万1000人の患者が海外に派遣され、患者一人当たりに平均1万ドルが費やされていたのに対し、今では医療患者が国外に送られることはなくなりました。

 

4.女性医師数の増加

敵は過去1年間、特にイランの女性に焦点を絞り、「イランのイスラム共和制という政体構造で女性は成長していない」と主張してきました。しかし統計によれば、保健医療分野に限っても修士課程の卒業生の60%を女性が占め、博士レベルでも修了生の52%が女性となっています。

 

5.公衆衛生分野での成果

過去45年間のイランの具体的な成果の1つは、公衆衛生および感染症の予防・制御の分野における成功です。百日咳、結核、天然痘、ポリオ、乳児破傷風、ハンセン病、麻疹、風疹、ジフテリアなどの病気が撲滅されたほか、下痢性疾患も抑制され、肝炎や急性呼吸器感染症などの他の感染症も大幅に減少しました。

これらは、革命後の45年間で得られた保健医療分野における重要な成果の 1 つと言えます。

これらの要因はすべて健康指標と人々の状態に関連するもので、過去45年間でイランが最も重要な優先事項の1つとして人々の生活に注意を払い、健康指標を改善してきたことを裏付けています。しかし、イランの敵はそれでもなお、この具体的な実績を否定しようとしているのです。

 


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