第42回ファジル国際映画祭、最優秀作品賞は「マジュヌーン」
2月 13, 2024 15:19 Asia/Tokyo
イラン映画祭の権威である第42回ファジル国際映画祭の閉会式が11日夜、テヘラン市内のミーラード・タワーで開催されました。
同映画祭は今月1日に開幕し、期間中33の作品が上映されました。
11日に行われた閉会式では、イスマーイーリー文化イスラム指導相も演説し、「イラン・イスラム革命とは、文化の革命である」と述べました。
イスマーイーリー氏はこの中で、「今年のファジル映画祭は質量ともに大々的に開催された。33の作品が、イランの偉大な歴史の一部を描いた」と語りました。
閉会式では、審査員の投票により、最優秀助演女優賞に「マジュヌーン」に出演したシャブナム・ゴルバーニーさんが、最優秀助演男優賞にはベフザード・ハラジさんが選ばれました。
「マジュヌーン」はメフディー・シャーモハンマディー監督によるイラン・イラク戦争を題材にした作品で、最優秀作品賞を含む4つの賞に輝きました。
他にも、「パルヴィーン」に出演したマーラール・バニーアーダムさんが主演女優賞、「死刑執行の朝」のアラストゥー・ホシュラズムさんが最優秀主演男優賞を受賞しました。
また、「死刑執行の朝」を監督したベフルーズ・アフハミーさんに最優秀監督賞が贈られました。