イランが、イスラエルによるラファ空爆を非難
2月 13, 2024 18:26 Asia/Tokyo
イラン外務省のキャンアーニー報道官が、エジプトとの境界にあるガザ南部ラファの住宅地に対するシオニスト政権イスラエル軍の空爆を非難しました。
シオニスト政権イスラエル軍は12日月曜未明、ラファを空爆し、およそ100名のパレスチナ人を殉教させました。情報筋によれば、その大半が女性や子供だということです。
イルナー通信によりますと、イラン外務省のキャンアーニー報道官は、ラファが100万人以上の避難民を抱えていることに触れ、イスラエル軍によるラファ侵略及び、同地への地上作戦の示唆が人道的悲劇や、無辜のパレスチナ人に対する新たな戦争犯罪につながると警告しました。
キャンアーニー氏はこの中で、「このような行動は停戦協議を破綻させるだけでなく、国際司法裁判所が出したジェノサイド防止のための暫定措置命令に反するもので、国際法規を無視し、その効力を失わせるシオニスト政権の悪意を示すものである」と語りました。
そして、今回のような行動が危険な結果を伴うとして警告し、イスラエル軍によるジェノサイドが続くことに懸念を示しました。
キャンアーニー氏はその上で、「アメリカや西側の同盟国が本当に地域の安全・安定を懸念しているのなら、今がシオニスト政権によるパレスチナ人虐殺を止めるために行動すべき時だ」としました。
また、各国際機関や各国政府、世論がラファで起きていることに注目すべきだとし、国連を中心とする国際機関にシオニスト政権による攻撃の阻止および人道的悲劇の拡大阻止を担う責任があると強調しました。
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