ユネスコが、国際デーに合わせイラン人女性科学者を称える
2月 13, 2024 19:41 Asia/Tokyo
ユネスコが今月11日の「科学における女性と女児の国際デー」にあわせて、公式インスタグラムで20世紀に活躍したイラン人女性科学者を称えました。
毎年2月11日の「科学における女性と女児の国際デー」は、2015年の国連総会で定められた、女性や女児が科学技術の分野において平等に参画・活躍することを目指した記念日です。
ユネスコのデータによれば、世界中の研究者のうち女性が占める割合は3分の1、テクノロジーやエンジニアリング、数学分野の大学生でも35%にとどまるということです。
ユネスコは今年の記念日にあたって、公式インスタグラムでイラン人女性科学者の故アーザル・アンダーミー氏およびその功績について触れました。
アンダーミー氏は、1960年代に西アジアやインドでコレラの撲滅のために奮闘し、ワクチンを開発した女性医師です。
アンダーミー氏は1926年にイラン北部のラシュトに生まれ、1984年に亡くなりました。
金星には、彼女の功績を称えて「アンダーミー」と名付けられたクレーターも存在します。