イラン最高指導者「ガザは世界の最優先課題」
May 02, 2024 16:14 Asia/Tokyo
イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、パレスチナ・ガザを世界で最優先の課題だとしました。
ハーメネイー師は1日の「教師の日」に合わせて、国内の教師数千人と面会し、
「ガザは世界で最優先の課題だ。シオニスト政権イスラエルやそれを支援する欧米は、この問題から世論の目を反らすことはできない」
と述べました。
ハーメネイー師はその上で、ガザ問題に関するアメリカの行動は信頼に値しないとして、
「欧米の大学で起きていることを見れば、イスラエルに対する圧力が強まっていることが分かるはずだ」
と述べました。
その上で、
「アメリカがイスラエルに口先だけで反対する一方で、何をしているかよく見るべきだ。学生たちは破壊活動はせず、暴力的なスローガンも叫ばず、誰かを殺した訳でもなく、窓ガラスさえ割っていないのに、当局はまるでそうであるかのように対応している」
と述べました。
そして、こうしたアメリカの行動が、アメリカと敵対するイランの正しさを証明しているとし、
「『アメリカに死を』というスローガンが実際に裏付けられた。アメリカがイスラエルの犯罪に加担していることを示した」
と述べました。
そして、
「アメリカがイスラエルの共犯であることは、その行動を見ればわかる。このような体制をどのようによく思えるだろうか? そんなことがあり得るだろうか? どのようにその言葉を信頼できるだろうか?」
「パレスチナがその真の主に返されるまで、西アジアの問題は解決しないだろう。仮に今後イスラエル存続の為に2、30年努力しても、神のお召によりそれは無理だろう。この問題は解決不可能だろう」
と述べました。
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