イランと日本が経済協定に署名
(last modified Sat, 06 Feb 2016 10:07:56 GMT )
2月 06, 2016 19:07 Asia/Tokyo
  • イランと日本が経済協定に署名

イランと日本が、初めての経済協定に署名しました。                               

IRIB通信によりますと、イランのタイエブニヤー経済財政大臣と岸田外務大臣は、5日金曜、東京で、両国の投資相互支援に関する協定に署名しました。

この協定は実際、イランと日本の投資のロードマップであり、それにより、両国のすべての投資家が政府の合法的な支援を受けることができるようになります。

また、同日には、イランと日本の経済大臣の間で二度目の協力協定も署名されました。

イルナー通信によりますと、タイエブニヤー大臣と林経済産業大臣は5日、協力合意書に署名することで、正式に、イランでの経済プロジェクトを実施するために、最大で100億ドルの資金を支援することで合意しました。

この合意によりますと、国際協力銀行など日本側はイランでの日本の企業や機関の活動によって実施される計画に、100億ドルの資金を支援するということです。

この合意の枠内で、さらに両国の経済省の間の取引・投資作業グループが結成され、この資金を受けるに条件を満たしたプロジェクトを決定します。

これまで、イランと日本の間で経済以外の二つの協定のみが締結されていました。

タイエブニヤー大臣はさらに、5日、日本への訪問の3日目において、JETROの会議に出席し、日本の経済活動家数百人を前に、銀行協力に関する両国の関係、投資の拡大を歓迎しました。

タイエブニヤー大臣は、「イランは鉄道、自動車、石油化学、保険、セメント、農業部門での水資源の合理的な利用などへの日本の投資を歓迎する」としました。

JETROの会議ではさらに、イランと日本の民間企業の活動家が両国の経済協力に関して意見交換を行いました。

タイエブニヤー大臣はイランと日本の関係拡大の枠内で、3日間に渡って東京を訪問していました。