イラン外相代理、「米によるイラン国民への人権侵害は途切れず続く」
7月 03, 2024 18:15 Asia/Tokyo
イラン外相代理が米国の起こしたイラン旅客機撃墜事件の記念日に寄せて、「米国によるイラン国民への人権侵害は途切れることなく続いている」としました。
今から36年前の1988年7月2日、米ミサイル巡洋艦ヴィンセンスはイラン旅客機へミサイルを発射し、これにより、子供66人と女性53人を含む乗客290人全員が殉教しました。パールストゥデイによりますと、バーゲリーキャニー・イラン外相代理は「X」にメッセージを投稿し、「米国によるイラン国民の人権侵害は、圧政的な制裁の行使を含めた様々な形で続いている」としました。
また、「今日、アメリカ式人権が何を意味するかは、パレスチナ・ガザにおけるアメリカとシオニスト政権イスラエルの犯罪によって誰の目にも明らかになった」と述べ、「パレスチナを占領中のまやかしの存在たる政権が行う犯罪に対する米の包括的幇助は、大量虐殺と殺戮、飢餓の強要、占領、破壊を引き起こしてきた米国の歴代指導者らの犯罪白書における、新たな血まみれのページとなった」としています。
さらに、「アメリカは、世界各地において違法な干渉を行い、世界で最も重大な人権侵害国の一つとなっている。アメリカがこれまでに犯してきた人権に対する最も惨憺たる行動には、一方的な行動や手段としての制裁行使、イスラエルの大量虐殺と犯罪に対する全面的かつ無条件の幇助が挙げられる」と述べました。
そして最後に、「イランはこれらの犯罪に対し断固として立ち向かい、自国へのすべての圧力にもかかわらず成長してきた」と強調しました。
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