イラン人監督がカナダの国際映画祭で審査員に

イラン人の映画監督・作家・プロデューサーであるアスガル・アッバースィー氏が、カナダ・トロントで開かれる国際映画祭「Human Environment Care Film Festival」の審査員に選ばれました。

パールストゥデイによりますと、環境保護への貢献を掲げるこの国際映画祭は、2025年2月11日に第4回の授賞式開催を予定していますが、近年短編映画の制作などで国際的に大きな存在感を示し国内外でさまざまな賞を受賞しているイラン人監督のアスガル・アッバースィー氏が今回、同映画祭で審査員を務めることが分かりました。

アッバースィー氏は、イラン国内でも複数の映画祭で審査員をしてきたほか、この国際映画祭でも4年前の2020年に審査員を務めた経験があります。

イラン映画は、映画という文化が生まれてからほどなく世界で頭角を現しました。同国の映画は、黎明期には全般的にエンターテイメント志向であったものの、1979年のイスラム革命の勝利以降は、潮流を生み出す重要な芸術として年を経るごとに成長を重ねています。

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