イラン最高指導者「いまイスラムの旗を最も高く掲げているのはガザ市民」
(last modified Wed, 31 Jul 2024 05:20:54 GMT )
7月 31, 2024 14:20 Asia/Tokyo
  • イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師とハマスのハニヤ政治局長とパレスチナ・イスラム聖戦運動のナハレ事務局長
    イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師とハマスのハニヤ政治局長とパレスチナ・イスラム聖戦運動のナハレ事務局長

イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は30日、同国を訪問したハマスのハニヤ政治局長とパレスチナ・イスラム聖戦運動のナハレ事務局長と会談し、ガザ市民の比類のない抵抗を称え、「いまイスラムの旗を最も高く掲げているのはパレスチナ国民とガザ市民だ。この抵抗のおかげで、イスラムが今まで以上に普及する下地ができた」と述べました。

【ParsTodayイラン】ハニヤ氏とナハレ氏は、この日開催されたイランのペゼシュキヤーン新大統領の就任宣誓式に出席するためイランを訪れました。

ハーメネイー師はこの会談で、「イスラムの知識人が頭を悩ませてきたのは、どのようにしてイスラムの教えを普及させ、イスラム社会のモデルを提示するかということだった。現在、イスラム的傾向が日増しに高まっているのは、パレスチナ国民とガザ市民の偉大さを示している」と語りました。

また、「抵抗運動を偉大たらしめているのは、ガザやヨルダン川西岸の市民たちだ。パレスチナ国民と抵抗勢力が神の御加護にあずかれるよう望む」と述べました。

 

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一方、ハニヤ氏はこの会談で、イランのペゼシュキヤーン新大統領の選出に祝意を表明し、先のイラン大統領選挙について「イスラム思想にもとづく民主主義を提示するもの」とし、自身とペゼシュキヤーン氏との会談に触れ、「パレスチナ問題や抵抗運動についてイランの姿勢が揺るぎないものであることを再確認した。このことを誇りに思う」と語りました。

また、最新のガザ・西岸情勢について「昨日はガザ戦争が始まって300日目の日だった。現在、パレスチナ国民が自らの勝利を確たるものにできるかどうかの、重大で歴史的な局面に達している」と語りました。

また、ナハレ氏もペゼシュキヤーン氏の大統領選出に祝意を述べるとともに、ペゼシュキヤーン氏がパレスチナや抵抗運動を支持する姿勢を示したことを称え、「今日の会談にハマスと聖戦運動双方の代表が出席したことは、パレスチナ抵抗勢力の団結を示すものだ。この団結のおかげで、現場の戦線でも互いの協力・調整が最良の形で上手くいっている」と述べました。

 

 


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