ロシア人画家、「イラン文化遺産に陶酔」
8月 27, 2024 14:31 Asia/Tokyo
ロシアの若手女流画家マリア・ゼンコワ氏が、イランの史跡の写真・絵画作品を見たことで同国の文化遺産に陶酔した、と語りました。
ゼンコワ氏は、絵画フェスティバル「友情の役割」に参加したイランとロシアの600人の画家のうちの1人です。パールストゥデイによりますと、このフェスティバルでは二国の芸術家らが互いに相手の国に関連する作品を制作しました。
ゼンコワ氏は、先だって殉教した故ライースィー・イラン大統領の肖像画を描き、この絵画フェスティバルの展示作品に選ばれました。
ロシア・モスクワ水彩美術アカデミーで行われたこのフェスティバルの作品の選抜展示会の傍らで、ゼンコワ氏は、フェスティバル参加に向けた作品の題材に殉教したイラン大統領を選んだ理由について「ライースィー大統領は単に政治的人物であるだけでなく、イランの精神性あふれる宗教家でもあったことから、彼の功績を称えるために、その壮観なイメージを創出するよう努めた」と語っています。
ゼンコワ氏はまた、故ライースィー大統領を非常に重要な人物だとしました。
そして、「今回の展示会に出品されたロシア人芸術家の作品の多くに、イランの様々な民族衣装が描かれている」とし、「今回の作品を見て、イランには多くの文化遺産があることに気づいた。私はそれらに非常に感銘を受け、イランはとても興味深い国に違いないと思った」としています。