イランが触媒国産化で数百万ユーロのコスト削減
9月 11, 2024 18:31 Asia/Tokyo
石油化学産業における化学反応促進剤として知られる「アセチレンC2水素」がイランで国産化されました。
【ParsTodayイラン】触媒は石油化学産業分野における重要な戦略的製品の1つであり、石油・ガス、石油化学、その他の化学産業で使用されています。イランの専門家と知識ベース企業は、ここ数年で国内の触媒産業の現地化に成功しました。
この触媒を開発したイランの知識ベース企業のセイエド・サイード・サーデギー最高経営責任者(CEO)は、「当社は、制裁下でこの製品にかかる1800万ユーロという天文学的な規模のコストを削減し、その8分の1で完全な国産製品を生産することに成功した」と語りました。
サーデギーCEOはまた、「この製品の製造開始から最終的な生産までにかかる期間は10カ月である」とし、「この製品の独占権は米国といくつかの欧州諸国に握られていたが、今ではイランもこの知識を獲得した」と語りました。
イランはナノ触媒の分野でも、BRICS会議でロシアの実業家から注目を集めました。
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