イランのドキュメンタリー映画がロシアの国際映画祭で特別賞受賞
9月 29, 2024 19:29 Asia/Tokyo
ドキュメンタリー映画『スタンディング・ウィズ・ザ・ウルフ(Standing with the Wolf)』を監督したイランのサイード・ナビー氏とマルヤム・ハディーヴィー氏が、ロシアで開催された第23回バイカル国際映画祭で審査員特別賞を受賞しました。
ParsTodayによりますと、『スタンディング・ウィズ・ザ・ウルフ(Standing with the Wolf)』は、目覚めた良心と人生および美の顕現への信念を描こうとするアプローチによって審査員特別賞を受賞し、ロシアの伝説的英雄、ムラヴィヨフ・アムールスキーをモチーフとした像が監督らに送られました。
このドキュメンタリー映画は、猟師によって散弾銃で撃たれ99発以上の鉛の破片が今も体内に残る猟区管理官のハーディー・ジャラーリー氏を追ったものです。同氏は当時の大統領から献身者勲章を受けたものの、自身の村や街ではほとんど知られないままでいます。
「人々と環境」をテーマとした第23回バイカル国際映画祭は、今月17日から27日の日程で開催され、世界各国の24作品が最終審査に残っていました。