「イラン最高指導者が米を威嚇」　ハーメネイー師演説に対する各国メディアの反応

イラン最高指導者のハーメネイー師が2日の演説で米国とイスラエルに対し、「反イラン的行動をとれば、必ず厳しい報復を受ける」と述べたニュースは、各国メディアのヘッドラインを賑わせました。

【ParsToday国際】西側メディアは、ハーメネイー師がこの日の演説でイスラエルへの報復に言及したことを大きく報じ、ハーメネイー師の重要発言を取り上げました。

AP通信は、米国とイスラエルが「厳しい報復を受ける」としたハーメネイー師の発言を「威嚇」と報じました。

また、ハーメネイー師以外のイラン高官からも同様の発言が出ているとし、「イラン高官からは26日のイスラエルによる攻撃に対する報復を求める発言が相次いでいる」としました。

米NBCも「イラン最高指導者が米・イスラエルを威嚇」とし、「米国やイスラエルをはじめとする敵は、イランや抵抗戦線に対して行ったことには必ず厳しい報復が伴うことを知らなければならない」としたハーメネイー師の発言を大きく取り上げました。

CNNも「ハーメネイー師が米・イスラエルへの報復を誓った」と報じました。CNNはイスラエルによる攻撃当初、これを大きく取り上げなかったのとは対照的に、今回のハーメネイー師の発言は大きく報じました。

ABCは、「複数のイラン高官がイスラエルへの報復に言及する中、ハーメネイー師も報復を口にした」と伝えたほか、ハーメネイー師の演説に出席した参加者らが米軍の地域からの撤退を求めたことも報じました。

一方、カタールのアルジャジーラは「ハーメネイー師が反イラン的行動について米・イスラエルに警告」という見出しで報じました。

ドイツ国営放送「ドイチェ・ヴェレ」も、「ハーメネイー師は米・イスラエルに対し、反イラン的行動をとれば深刻な結果を招くと警告した」と報じました。

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