4日土曜、イラン各地で「世界の覇権主義勢力に抵抗する国民記念日」に合わせたデモ行進が開催され、参加者らが、人権に対する西側諸国のダブルスタンダードを非難するとともに、パレスチナの最終的な勝利まで抵抗する市民らに連帯する意志を強調しました。
1979年11月4日にイランで起きたアメリカ大使館占拠事件から44年になるのを前に、イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は1日、数千人のイラン人学生や児童生徒らと面会しました。
イラン暦アーバーン月13日にあたる4日木曜は、イランでは国際的な覇権主義者に対する闘争の国民デーとされています。
イランでは、11月4日にあたるアーバーン月13日は「世界の覇権主義との闘争の日」とされています。
今年の西暦11月4日は、イラン暦の「世界の覇権主義との闘いの日」にあたります。
4日月曜、イラン全国で老若男女を含む各階層の国民が「世界的な覇権主義と戦う日」の大行進に参加し、犯罪に手を染める米国など、世界的な覇権主義に対する怒りや嫌悪を示しました。
イランではアーバーン月13日(11月4日)、イラン全国で開催された「世界的な覇権主義と戦う日」の大行進の終了にあたって、声明が読み上げられ、「米国と同盟国の陰謀に断固抵抗する戦略はイスラム革命の不変の理想、宗教的な責務の1つ」と強調しました。
首都テヘランを含むイラン全国で4日月曜、世界的な覇権主義と戦う日の行進が国民や学生、政府高官の大々的な参加により実施されています。
イラン国会で4日月曜、世界的な覇権主義と戦う日にあわせて議員らが、「アメリカに死を」、「イスラエルに死を」のスローガンを叫びました。
イラン軍のムーサヴィー総司令官が、「敵が制裁や脅迫で内部分裂を煽ろうともイラン国民の意志は微塵も揺らぐことはない」とし、「イラン国民は決して、敵の過剰な要求や専横な振る舞いに屈しない」と語りました。