イラン最高指導者が3冊の書籍を批評し、欧州出版市場でイランの新作小説が出版
昨今のイラン文化関連の主なニュースとして、イラン最高指導者による3冊の書籍の批評式典、セルビア首都ベオグラードの出版市場での『ファランギース』の翻訳、そしてマレーシアでの『シオニズムの終焉とイスラエルの崩壊』という著作の出版が挙げられます。
『二十年と三日』、『ハヴァート・ダーラム(あなたを機にかけている)』、『マジッド・バルバリ(猛者なるマジッド)』という書籍に関する、イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師の3つの批評がテヘランのバフマン文化センターで公開されました。パールストゥデイによりますと、書籍『二十年と三日』は、殉教したイラン人青年セイエド・モスタファ・ムーサヴィ氏の生涯と勇気を描いています。
この殉教者は、イスラム預言者の一族の聖地における最年少の殉教者の一人です。書籍『ハヴァ―ト・ダーラム』もイラン人の殉教者の一人、モルテザー・アブドッラーヒー氏の生涯を、また『マジッド・バルバリ』も28歳で殉教したイラン人青年マジッド・ゴルバーンハーニーの生涯を描いたものです。
この書籍は、シーア派3代目イマームホサインの殉教40日忌の追悼行事『アルバイン』におけるこの殉教者の変貌の物語です。
アルメニアでイランの児童書2冊が初公開
アッバース・ジャハーンギーリーヤーン著の「シャドウ・オブ・ザ・モンスター(怪物の影)」とファルハード・ハサンザーデ著の「ソング・フォー・ウェンズデイ(毎週水曜のための歌)」というイランの児童書がアルメニアで公開されました。
イラン文化参事官は、イランとアルメニア両国の文化・文学的関係を拡大するため、アルメニア国立児童図書館と協力して、ゲオルク・アサトゥリヤン氏によりアルメニア語に翻訳されたこれら2冊の書籍の除幕式を開催しました。
セルビア・ベオグラードの出版社でイラン書籍「ファランギース」が翻訳
このほど、イランの小説「ファランギス」がセルビアの「アグノシア」出版社から出版されました。
この小説の著者であるファランギース・ヘイダルプール氏は、イラン西部国境におけるイラクの旧バアス党政権および、反イランテロ組織MKOモナーフェギンの攻撃についての追憶を綴っています。
この小説をセルビア語に翻訳し市場に送り出したのは、ネルミン・ホジッチ氏です。
書籍『タンザニアのシーラーズ族』の出版
書籍『タンザニアのシーラーズ族』は、在タンザニア・イラン文化参事官室から出版されました。
シーラーズは、イラン南部ファールス州の中心都市です。この書籍は、「イランと東アフリカの関係の背景」、「東アフリカへのシーラーズ住民の移住」、「タンザニアにおけるシーラーズの人々の有形・無形遺産」、そして最後に「結論」の4部構成により英語で印刷・出版されています。
核の分野でのイラン人殉教者の口述記録集が公開
『核の殉教者たち』と題したオーラル・ヒストリー(口述記録)集が25日月曜、テヘランのイラン・イスラム革命記録センターによって公開されます。この書籍は、イランの核分野の殉教者らの人生と経歴を扱っています。
マレーシアで『シオニズムの終焉とイスラエルの崩壊』が出版
シオニスト政権イスラエルの内部崩壊に言及し20章で構成される書籍『シオニズムの終焉とイスラエルの崩壊』が、アズミ・アブドゥルハミド氏の編集により、在マレーシア・イラン大使館文化部の協力を得て印刷、出版されました。
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