イランとアフリカ諸国の関係深化が進む

イランのアーレフ第1副大統領が、イラン暦の来年（2025年3月下旬以降）初めに第3回イラン・アフリカ経済協力サミットおよび2025年国際見本市を開催することを明らかにしました。

【ParsTodayイラン】アーレフ第1副大統領はテヘランでアフリカ諸国の代表団長らと会談し、「アフリカとの経済・通商関係の発展は、我が国の外交政策の優先事項の一つである」と述べ、第3回イラン・アフリカ経済協力サミットおよび、2025年国際見本市を来月下旬以降に開催することを明らかにしました。

アーレフ副大統領はまた、「イランとアフリカ諸国の協力は、二国間、多国間さらには地域的かつ包括的に推進されている。我々が非常に貴重な能力を持つことに注目し、すべての可能性と能力を相乗効果的に活用、結集させることで、より良い形で関係の発展と国民への貢献に寄与しうる」としました。

イラン外務省報道官「アフリカとの関係強化に注力」

イラン外務省のバガーイー報道官は自身のXに、イランがアフリカ連合（AU）のオブザーバー国として、今月15日と16日に開催された第38回AUミットの成功に祝意を表するとともに、同連合の新議長（アンゴラ出身）、同連合委員会の新議長（ジブチ出身）、および副議長（アルジェリア出身）の成功を祈念すると投稿しました。さらに、イラン第1副大統領とテヘラン駐在のアフリカ諸国大使との会談に触れ、「双方の関心事である各分野における関係強化ならびに協力拡大というイランの決意の表れだ」としました。

イラン・スーダン経済合同委員会が開催

イランのヌーリー農業ジハード相はテヘランでスーダンのアリー・ユセフ・アハメド・アル・シャリフ外相と会談し、来たる今年5月第1週に両国による経済合同委員会が開催されることに触れ、「イランは過去100年にわたる植物と家畜のでの研究成果をスーダンに提供する用意がある」と述べました。

南アフリカがイランとの原子力協力を歓迎

南アフリカのマンタシェ鉱物石油資源相は、同国が原子力エネルギー技術を開発するにはイランやロシアなどの国々の支援が必要だとしました。南アフリカとイランは共にBRICSの加盟国です。

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