イラン外務省報道官:「独はサッダームの化学兵器について釈明すべき」
4月 30, 2025 17:14 Asia/Tokyo
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イラン外務省のエスマーイール・バガーイー報道官
イラン外務省報道官がドイツに対し、イラクの元独裁者サッダームの化学兵器について明確に釈明するよう求めました。
バガーイー報道官は29日火曜夜、化学兵器の生産・備蓄及び使用の禁止に関する条約発効日を記念して、「X」上の自身の個人ページに「4月29日は、CWC化学兵器禁止条約の発効記念日である」と投稿しています。
【Parstodayイラン】バガーイー報道官はさらに「イラン国民にとって、この日はイラクの旧バアス党政権が引き起こした戦争犯罪の繰り返しを防ぐという、世界的な見解の一致を象徴する日である。イラクは当時、この押し付けの戦争でイランの兵士と民間人に対し化学兵器を使用するという犯罪に手を出した」と述べました。
また、「『真実の発見』は『正義の実施』の前提条件である。サッダームの化学兵器の開発・製造に使用された品目と技術の供給者の関与を究明することは本格的な問題であり、イラン外務省の議題となっている」としています。
さらに「この点に関してイランはドイツに対し、イラクの化学兵器製造におけるドイツの関与について真実を明らかにし、世論を啓蒙するためのメカニズムの創設を要求している」と強調しました。
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