イラン政府報道官：「今日の偉大なる勝利は我が国民の忍耐力の結果；我々は平和主義的な国民」

モハージェラーニー・イラン政府報道官が、米国とシオニスト政権イスラエルの蛮行に対抗するイランの国民と軍の偉大なる勝利を祝福し、「この偉大なる勝利はイラン国民の不屈の精神の結果である」と語りました。

【ParsTodayイラン】イルナー通信によりますと、ファーテメ・モハージェラーニー報道官は、24日火曜午後のテレビでの生中継インタビューで、戦争を始めた者たちに和平が課せられたことを強調し、この戦争期間中に殉教した62人の女性や子供、殉教した指揮官や科学者、そして負傷した250人の女性と子どもを忘れてはならない存在として追憶するとともに「自らの権威と殉教、そして常に警戒を怠らない防衛によってイスラム国家たるイランに権威を取り戻した偉大な司令官諸氏と政府軍の全ての兵士諸君の追憶を称える」と述べています。

また、「今日達成されたことは、我々が歴史に根差した一つの国民、即ち今日の勝利が達成されるまで偉大かつ賢明な指導の下で抵抗を続けてきた国民であることに起因する、という事実を忘れてはならない」としました。

平和のために尽力したすべての人々への感謝

モハージェラーニー政府報道官はさらに「我々は常に、我々自身が平和を求める国民であり、平和のためなら戦争さえも望んでいると述べてきた。我々は過去にも戦争を望む国民ではなかったとともに、今後も好戦的にはならない。イラン外相が当初から表明したように、（相手側の）攻撃が止まれば我々も反撃しない。そして、まさにその通りになった。故に当然のことながら、この和平の実現に尽力したすべての人々に感謝の意を表する次第である」と語りました。

続けて、「忘れてならないことは、達成されたことは二つの翼の結果であったことだ。一つは我々の軍事力であり、これにより本当の意味でシオニスト政権はイランを他の国々と同様に扱うべきではないことを悟り、そして我々の勇敢な兵士たちが計画している複合作戦が彼らを屈服させることを思い知らされたのである。そしてもう１つは歴史に根ざした国民であり、彼らこそは歴史を通じて多くの困難を潜り抜け、常に毅然とした態度で常に勝利を収め、常に賢明かつ思慮深く、同時に非常に優しく振舞ってきた国民である」と述べています。

さらに、「忘れてはならないのは我々の団結、良識、そして国民としての成熟がなければ、今日のこの勝利を目の当たりにすることはできなかったということである。今日達成されたことは、まさに国民の賢明な行動の結果に他ならない」としました。

そして最後に「敵はイランが国民を挑発しようと躍起になっていたが、我が国民は強烈に反応し、ミサイルの雨が次々と敵側の建物に命中した。イラン国民は、自らの国や体制、そして自らの指導者を堅持する姿勢を示した。この偉大な功績は、イラン国民全員に心から祝意を述べるに値する」と結びました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。