イランと日本の協力の展望
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イランのラーリージャーニー国会議長が、テヘランで、日本の佐藤正久参議院外交防衛委員長と会談し、「イランは、日本との関係拡大を歓迎している」と語りました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
7月 19, 2016 14:59 Asia/Tokyo
  • イランと日本の協力の展望

イランのラーリージャーニー国会議長が、テヘランで、日本の佐藤正久参議院外交防衛委員長と会談し、「イランは、日本との関係拡大を歓迎している」と語りました。

モッラーイー解説員

ラーリージャーニー議長は、19日月曜、テヘランで佐藤委員長と会談した際、イランと日本の関係拡大の必要性に触れ、「イランと日本は、貿易関係について真剣な議論を行うことができ、特に自動車産業において、日本はイランに投資を行うことができる」と語りました。また、中東やヨーロッパでのテロ攻撃の拡大に触れ、「中東諸国だけでなく、世界のすべての国が、テロ拡大の危険性を認識しており、この悪しき現象を根絶する必要性が、これまで以上に感じられている」と述べました。

一方の佐藤委員長も、この会談で、「イランと日本は、昔から良好な関係を築いてきた。イランは、日本が困難な状況にあったとき、この国の政府と国民を支援した。日本の人々はこの支援を決して忘れないだろう」としました。さらに、「日本の政府と国会は、イランと6カ国の核合意を支持しており、制裁と、この合意を実施する上での障害の排除の問題は、国会で追求されている」としました。また、日本の企業が、イランへの強力な参入に関心を寄せていることに触れ、「日本の企業は、両国の経済について、非常に明るい展望を描いており、経済取り引きを実際に行う土台を整えられるべきだ」としています。

イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のブルージェルディ委員長も、佐藤委員長と会談し、制裁解除後、イランと日本の経済・産業部門の可能性を利用するよう強調しました。

ブルージェルディ委員長は、イランと日本の協力の展望は肯定的なものだとし、「制裁解除後、両国にとって、経済や産業のさまざまな部門に多くの機会が生まれており、共同投資によって、両国の利益を確保するためにそれを利用すべきだ」と語りました。

一方の佐藤委員長もこの会談で、イランは混乱した中東地域において安定した国であるとし、日本の政府と国会は、政治、経済、国会のさまざまな分野におけるイランとの関係の拡大を重視しているとしました。また、テロ対策における両国の安全保障協力や経験の交換、イランとの二国間・国際協力の拡大を求めました。

イランのザリーフ外務大臣も、佐藤委員長と会談し、天然資源や優秀な人材、エネルギー、安全保障、国内外の大規模な市場といったイランの経済的な指標に触れ、「日本の企業がイランに投資を行う土台は整っている」と述べました。

イランと日本は、地理的には離れているにも拘わらず、長い関係の歴史を持ち、多くの共通性を有しており、それが、政治、経済、文化、特に国会の関係を拡大するのに適した下地となっています。

イランと日本は、テロ対策などの多くの問題において、地域の安定と治安を拡大するための協力を深めることができます。テロの拡大が、世界のすべての国を脅かしている中、安全保障や情報面での協力を行い、テログループに武器や資金が流れるのを食い止めることで、これらのグループを根絶することができるのです。