イランの栄誉が歴史に名を刻む；グレコローマン・レスリングでも世界チャンピオンに

クロアチアで開催されているレスリング世界選手権グレコローマンスタイル種目で、イラン代表チームがフリースタイル種目と同様に早くも優勝を決めました。

クロアチア首都ザグレブ市で開催中のレスリング世界選手権グレコローマンスタイルで、イラン代表チームがあす22日月曜の大会最終日を前に早くも優勝の栄冠を手にしました。

【ParsTodayイラン国際】IRIB通信によりますと、この種目では２日目終了時点で130キロ級のアミーン・ミールザーザーデ選手と82キロ級のゴラームレザー・ファッロヒー選手が金メダルを、55キロ級のパヤーム・アフマディ選手が銀メダルを獲得しています。

一方、明日の最終日までまだイラン代表選手が出場する試合が残っており、モハンマド・ハーディ・サーラヴィー選手が決勝に臨むほか、ダーニヤール・ソフラビー選手も対戦相手をテクニカルノックアウトで破り、３位決定戦への進出を果たしました。

今大会のグレコローマンスタイルの最後の3階級では、イラン代表3人が準決勝に進出しました。

なお、イランは今大会の終了前日にフリースタイル種目でも金メダル2個、銀2個、銅3個を獲得し、合計145ポイントを獲得して総合優勝を果たしています。イランは今回初めて、フリースタイルとグレコローマンスタイルで同時に世界チャンピオンの座に輝きました。

ちなみにイラン代表チームは、2014年にウズベキスタンで開催された世界選手権のグレコローマンスタイル種目で初めて優勝し、今年は2度目の世界選手権優勝となっています。

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