対イラク戦争時の元イスラム革命防衛隊司令官;「イラン国民と抵抗戦線の権利が確定すべき」
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1980年代の対イラク戦争時に革命防衛隊総司令官を務めたモフセン・レザーイー少将
1980年代の8年間にわたる対イラク戦争、いわゆる「聖なる防衛戦」で当時のIRGCイランイスラム革命防衛隊の最高司令官を務めたレザーイー少将が、「先我が国に仕掛けられた第3次戦争においてイランの国際的な地位と立場が強化」されたとし、「イラン国民と抵抗戦線の権利が確定すべきである」と語りました。
【ParsTodayイラン】メフル通信によりますと、モフセン・レザーイー少将はイラン国営テレビの特別ニュースインタビュー番組で、イランとアメリカの交渉に関するイスラム革命最高指導者の最近のメッセージに言及し、「イラン指導部は、現体制の様々な柱の役割と責任への注目に加え、原則を順守しており、違う見解を持っていても、国家安全保障最高評議会と政府の遵守事項の下地において目標を要求し、レバノンの抵抗運動も十分に考慮している。別の観点から見ると、同盟国と抵抗戦線への支援に重点を置いていることは、ある意味で地域のすべてのイスラム諸国を支援することになる。抵抗戦線がなければ、シリア、レバノン、ヨルダン、さらにはサウジアラビアさえもシオニスト政権イスラエルによって攻撃されていたであろう」と述べています。
また、「アメリカの行き過ぎた行動に立ち向かうべきだ」とした最高指導者の警告に触れ、「彼の2つ目の警告は、敵に影響されてはならない、彼らの笑顔に喜ぶべきではない、ということだった。また、敵は権力の立場からではなく、自暴自棄的な状況から交渉に臨んでいるのだから、指導者のメッセージが交渉の枠組みとなる必要がある」と付け加えました。
さらに「敵は常に約束を破り、外交を裏切ってきた」とし、「我々は相手側の性質と手法を熟知しておくべきだ。彼らは停戦開始以来2ヶ月の猶予期間を取り、今度は少なくとも60日間の協議の機会を得た。おそらくサッカーW杯や選挙時期をやり過ごすことを狙っているのだろうが、結局交渉は何の成果にも至らないだろう。したがって、我々には彼らを疑う権利がある。そしてもちろん、我々もこうした機会を利用して自らを強化していく」と語っています。
現在はイラン公益評議会のメンバーであるレザーイー氏は続けて、先だってのラマザーン期間中に強制された戦争でアメリカが被った敗北と圧力について、「ホルモズ海峡の閉鎖によって引き起こされた世界的な経済危機は、米国内だけでなく世界中からトランプ米大統領に大きな圧力をかけた。もう一つの問題は、せいぜい2週間とされた戦争のために派遣された米兵たちの疲弊だった。戦争中、米軍はホルモズ海峡に艦船を派遣して偵察作戦を行ったが、艦船が攻撃を受けたことで、ホルモズ海峡を開かせることは不可能だと悟った。同盟国も支援に駆けつけず、議会も戦争からの撤退を迫った」と述べました。
そして最後に「我々は戦争で勝った。敵は敗北した犯罪者として戦争から離脱し、目的を達成できなかったが、イランは目的を達成した。その目的の1つは、殉教し先代イスラム革命最高指導者が約束した通り、戦争が地域戦争となり、人々が使命を担ったことである。それには、イランが長年警告してきた末、地域の国々が自国の安全保障は外国の駐留により保証されるものではないことを理解することが含まれ、彼らはこの戦争でそれに気づいた。そしてもう一つは、地域諸国の協力によって安全保障が達成できることを彼らが理解することであった」としています。