イラン国会議長;「無料での海峡通過は60日間のみ」/「我が国は権利を譲らない」
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イラン協議団の団長を務めるガーリーバーフ国会議長が「合意文書には海峡の自由航行は60日間のみと明記されている」とし、「イランはいかなる状況下でもホルモズ海峡での権利を放棄・譲歩することはなく、ここは我々の領海である」と強調しました。
(last modified 2026-07-01T05:07:26+00:00 )
7月 01, 2026 14:04 Asia/Tokyo
  • 国民向けテレビインタビューに答えるイラン協議団のモハンマドバーゲル・ガーリーバーフ団長(左)
    国民向けテレビインタビューに答えるイラン協議団のモハンマドバーゲル・ガーリーバーフ団長(左)

イラン協議団の団長を務めるガーリーバーフ国会議長が「合意文書には海峡の自由航行は60日間のみと明記されている」とし、「イランはいかなる状況下でもホルモズ海峡での権利を放棄・譲歩することはなく、ここは我々の領海である」と強調しました。

【ParsTodayイラン】イルナー通信によりますと、イラン協議団長を務めるモハンマドバーゲル・ガーリーバーフ国会議長は30日火曜夜、イラン国民向けのテレビインタビューで、「合意の5つの条項が完全に確定し、最終決定されないうちは、他条項の実施という次の段階には進まない」と述べています。

また「この覚書の冒頭の段落では、レバノンの領土主権は、公式に認められた地理的地図に基づき、最優先事項であることが必要と明記されている。つまり、戦争は終結し、これ以上の軍事作戦は行われず、国民は帰宅できるということである。この合意によれば、レバノン領土の一部を占領し、事実上停戦という形で戦争を継続していた敵は撤退せねばならばい」としました。

 

協議は闘争の1つの方法

ガーリーバーフ氏は続けて、協議を闘争の1つの方法だとし、「これはまさに革命的合理主義の戦略に合致する。この考え方では、協議とは妥協を意味せず、あくまでも武器による紛争の場を、費用のかかる場から緊張管理の場、すなわち外交へと移行させることであり、しかも国の軍事的抑止力を弱めることなしに、である。過去に不誠実な態度をとってきた敵と交渉するには、塞がっている両手を常にテーブルの上に置く必要がある。実際、軍事力は外交の法的な後ろ盾である」と語りました。

 

覚書調印当日の夜に海上封鎖を解除したことは、現場の力と外交の力の証

ガーリーバーフ氏はまた「アメリカによる海上封鎖が完全に解除された」とし、「最初に覚書が調印された際、パキスタンのシャバズ・シャリフ首相が戦争終結のための仲介役であり、そしてトランプ米大統領がその日の夜に海上封鎖の解除を発表するという約束を相手側から取り付けた。つまり、そもそも30日にも満たなかったということであり、これは現場の力と外交の力の証である」と述べました。

 

イランはホルモズ海峡問題では譲歩不可能

ガーリーバーフ氏はさらに「ホルモズ海峡における通行料徴収に関して、我々はペルシャ湾沿岸諸国の強い要望により、この措置を60日間のみ無償で実施すると表明した。これは、戦争勃発後、海峡が閉鎖された際に一部の船舶が海域に取り残されたためである」と強調しました。

続けて「我々は、ホルモズ海峡における安全対策や機雷などの技術的障壁を30日以内に戦前の水準に戻し、その後60日間は料金を請求しないことを約束する」としています。

そして「覚書の第5項において、我々は、イラン・イスラム共和国としてオマーン・スルタン国と協力し、国際法およびホルモズ海峡沿岸国の主権に従って、ホルモズ海峡における将来の行政および海上サービスを決定する旨を明記した。すなわち、ホルモズ海峡の主権はイランとオマーンに属する」とコメントしました。

ガーリーバーフ氏は最後に「いかなる状況下でもこの問題から引き下がることはできない。つまり、ここは我々の領海であり、イランがホルモズ海峡を軍事化したなどとアメリカが喧騒や詭弁を弄することを許さない」と結んでいます。

 


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