イラン;「米国の攻撃は、国連憲章および国際法の基本原則に対する明白な違反」
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イールヴァー二ー・イラン国連大使兼常駐代表が、イランの民間インフラを標的としたアメリカの新たな攻撃および、イラン国民の大量殉教を受け、国連の事務総長と安全保障理事会に書簡を送付しました。
(last modified 2026-07-18T11:09:29+00:00 )
7月 18, 2026 20:05 Asia/Tokyo
  • イランのアミールサイード・イールヴァー二ー国連大使兼常駐代表
    イランのアミールサイード・イールヴァー二ー国連大使兼常駐代表

イールヴァー二ー・イラン国連大使兼常駐代表が、イランの民間インフラを標的としたアメリカの新たな攻撃および、イラン国民の大量殉教を受け、国連の事務総長と安全保障理事会に書簡を送付しました。

【ParsTodayイラン】アミールサイード・イールヴァーニー大使は17日金曜、国連の事務総長と安保理の輪番議長に宛てた書簡「において、米国の攻撃は国連憲章第2条第4項、主権と領土保全の基本原則、および武力による威嚇または武力行使の禁止に明白に違反している。民間の財産や標的、特に重要な輸送網や鉄道網に対する繰り返しの攻撃は、戦争犯罪の一例である」と述べています。

また「アメリカ合衆国は、国際的に違法となる行為によって生じた人命の損失、負傷、インフラの破壊、環境被害、およびあらゆる結果について、国際的な全ての責任を負う」としました。さらに「イラン・イスラム共和国政府は、こうした違法な軍事攻撃の絶え間ない実行は、世界の平和と安全、航行の自由、地域の安定、ペルシャ湾およびホルモズ海峡の安全に対する深刻かつ差し迫った脅威であると改めて表明する」と強調しています。

加えて「イランは安保理に対し、国連憲章に従っての世界の平和と安全の維持という主要な責任の履行ともに、米国による侵略の終結、そしてあらゆる重大な米国の違反行為への責任追及を確実にするための即時かつ効果的な措置を講じるよう強く求める」と述べました。

2026年7月に米国が行った新たな対イラン軍事攻撃は、国際法に対する明白かつ多面的な違反となります。これらの攻撃は国連憲章に違反するのみならず、民間インフラを組織的に狙い撃ちするもので、戦争犯罪および国際人道法の基本原則違反の明白な例に他なりません。

米国の新たな対イラン攻撃が違反する国際法上の最も重要な原則は、国連憲章第2条第4項に明記されている「国家の領土保全または政治的独立に対する武力行使の禁止」です。この基本原則によれば、安保理の承認を得た自衛の場合を除き、独立国家に対するいかなる軍事行動も禁止されており、それは「侵略」とみなされます。

このため、イールヴァーニー大使は国連事務総長宛ての公式書簡で、これらの攻撃を国連憲章第2条第4項の「明白な違反」だと断定しました。イラン外務省も、同国南部沿岸の監視センターへの攻撃について、これを「軍事侵略」の一例だとし、国連憲章への重大な違反だとしています。一方、アントニオ・グテーレス国連事務総長も「これらの攻撃は国連憲章を含む国際法違反である」と表明しています。

武力行使の禁止に加え、こうした攻撃の実行方法は、1949年のジュネーブ条約を含む国際人道法(武力紛争法)の規則にも明らかに違反するものです。これらの規則は、軍事目標と民間目標の厳密な区別を求め、民間人および彼らの生存に不可欠なインフラへの攻撃を厳しく禁止しています。

強力な証拠によれば、米国の攻撃はイランの重要中枢インフラおよび民間インフラを組織的に攻撃しており、これには以下のものが含まれます;

・給水インフラ:南部ホルモズガーン州の給水施設、および淡水化ポンプに対するミサイル攻撃により、複数の村落で飲料水の供給が停止

・エネルギーインフラ:発電所および電気設備に対する脅迫および攻撃

・交通幹線:南部ホルモズガーン州バンダルアッバース~同州ハージーアーバード間のルートを含む道路および鉄道橋への攻撃により、少なくとも7人が殉教

・農業および工業施設:南西部フーゼスターン州ホベイゼ郡の穀物サイロ、西部イーラーム州ムースィヤーン郡のミネラルウォーター工場、南東部スィースターンバルーチェスターン州チャーバハールの海軍管制塔への攻撃

- 民間施設および医療施設:南西部フーゼスターン州アフヴァーズの小児がん専門病院付近にミサイルが着弾

これらの攻撃は、ドナルド・トランプ大統領をはじめとする米国当局者が「イランのすべての発電所と橋を破壊する」と公言してきた脅迫と一致しています。これに先立ち、ヴォルカー・トゥルク国連人権高等弁務官は、こうした行為を「戦争犯罪」だとしていました。国際法の専門家らも、これらの攻撃が戦争犯罪に相当する可能性があると認めています。イラン外務省は、これらの行為を「戦争犯罪」かつ、ジュネーブ条約の「重大な違反」であると明言しています。

今回のアメリカによる新たな攻撃により、現在までに女性や子供を含む少なくとも38人の民間人が殉教し、400人以上が負傷しています。アメリカによるこの行動は、世界の平和と安全を脅かすとともに、戦争終結のためのイスラマバード合意における米国の約束にも違反しています。したがって、米国はこの違法行為の結果について全責任を負うことになります。

 


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