シリアで、イラン国会関係者が記者会見
8月 05, 2016 17:04 Asia/Tokyo
イラン国会国家安全保障外交政策委員会のブルージェルディ委員長が、シリアの人々の手によるシリアの将来の決定を強調しました。
アルアーラムチャンネルによりますと、ブルージェルディ委員長は、4日木曜、シリアの首都ダマスカスで記者会見を行い、「シリア問題の解決を望む人々は、この国の事実に注目し、同国民がシリアの運命を決定するのを許すべきだ」と語りました。
また、「シリア国民は決して敵による国の分裂を許さない」と強調し、「イランはシリアの領土保全を支持し、イスラム諸国を分裂させようとするアメリカの計画を非難する」と語りました。
さらに、「サウジアラビアの地域政策は、シオニスト政権イスラエルとの関係正常化の枠内のものだ」としました。
ブルージェルディ委員長はまた、「イランはシオニスト政権との関係正常化に向けたあらゆる努力を非難し、パレスチナ人は努力と抵抗によって自らの権利を実現できると考えている」と述べました。
さらに、「イスラエルとヨルダンはシリア南部の衝突でテロリストを支援しているが、テロリストのこの地域での努力は実らないだろう」としました。
また、「国連は人道支援を送るための安全なルートを確保する上で多くの経験を有している。こうした経験を、民間人を救出するため、シリア北部のアレッポ周辺の地域で活かすことができる」としました。
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