核合意、イラン外相の見解と国会の注目
イランのザリーフ外務大臣が、国会の国家安全保障・外交政策委員会との合同会議で、核合意に関する議員の質問に答えました。
アミーンザーデ解説員
イラン国会は、本質的な義務に基づいて、行政を監視し、イラン国民の権利を守る責任があります。国家安全保障委員会のメンバーの外相との協議もまた、外務省と国会の間の協力の一環です。
ザリーフ大臣が述べたように、議員による質疑は彼らの権利です。
ザリーフ大臣は16日火曜に行われたこの会議の後での表明で、「核合意の実行の流れは、外交政策の観点から、多くが成功したものだ。なぜなら、これはイランの人々の抵抗の賜物だからだ」と述べました。ザリーフ大臣は、「我々はイランに対して行使されていた核の制限の解除に関して、核合意を肯定的に評価することができる。制裁は完全に解除されていないが、原油輸出など重要な部門において、原油の売却状況は制裁前の状況に戻っている」と述べました。ザリーフ大臣はこの中で、「アメリカによる核合意の実行はいくつかの問題が見られるが、イランとヨーロッパの同盟国による圧力により、アメリカがさらに積極的になり、自らの取り決めを紙面にとどまらず、実行に移すことを期待している」と語りました。
核合意の実行の流れを見てみると、アメリカが取り決めを完全に実行できていないことが分かります。とはいえこの問題ははっきりとした理由があり、実際、アメリカによる口実探しや約束不履行は、様々なルートによって追求されていることを示しています。
核合意に関する現実的な評価が示しているのは、この合意は肯定的で重要な影響を有しているものの、その実行において弱点が見られるということであり、イランの体制責任者はそれを慎重に見守っています。これに関して、国家安全保障最高評議会と国会は、政府と外交機関が守るべき問題を提示しています。明らかに、これに関する小さな欠陥が、大きな損失につながる可能性があります。このため、核合意の実行の流れは、合法的な道から外れないように慎重に追求されるべきなのです。
アメリカ議会での表明や行動、大統領選挙の候補者の立場は、彼らが人権やミサイル、またテロ支援の問題を提示し、イランへの圧力政策を続けるための機会を追い求めていることを示しています。
最高指導者のハーメネイー師は、少し前、国会議員との会談で、国会に対して、アメリカが率いる敵の脅威が継続していることから、革命的に行動するよう求めました。ハーメネイー師は、「国会はアメリカの敵対的、利己的な立場に対して反応を示し、覇権主義政策に対して抵抗すべきだ」と強調しました。
国会や外交機関での一連の議論や会議は、核合意は核協議の成果だが、アメリカの約束不履行や脅迫に注意すべきであり、彼らが取り決めを完全に実行するかを監視する必要がある、ということを示しています。