イラン国家安全保障最高評議会書記、「イランとロシアの関係は戦略的」
(last modified Fri, 26 Aug 2016 08:02:51 GMT )
8月 26, 2016 17:02 Asia/Tokyo
  • イラン国家安全保障最高評議会書記、「イランとロシアの関係は戦略的」

イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、「イランとロシアは、様々な問題において戦略的な関係を有している」と語りました。

シャムハーニー書記は、ロシアアルヨウムのインタビューで、「イランとロシアの首脳は、これまで繰り返し、両国の政治、経済、軍事面での戦略的な関係を強調してきた。両国の高官は、様々なレベルで多くの会談を行っており、この関係の一部がテロ対策に基づいて形成されるのは自然なことだ」と語りました。

また、イラン西部ハメダーンのノウジェ空軍基地におけるロシア軍戦闘機の駐留についても、「テロ対策にはさまざまな分野で能力や可能性を交換する必要があり、最近の作戦は、イランの軍事顧問、ロシアの空軍、シリア政府軍の地上での効果的な協力によって行われた」と語りました。

さらに、トルコ外務大臣の最近のイラン訪問と両国の関係について、「トルコは、独立の維持と、地域に混乱を生じさせようとする外国の計画への反対と共に、シリアの安定を支援しようとしており、イラン政府は、その実現に向けてトルコ政府と協力を行っている」と述べました。