イラン原子力庁長官、「国内に新たに2基の原発を建設」
9月 01, 2016 17:03 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のサーレヒー長官が、「イラン南部ブーシェフルにおける2基の原子力発電所の建設作業が今月10日から開始される」と語りました。
イルナー通信によりますと、サーレヒー長官は、「これらの原発の建設により、年間2200万バレルの原油が節約できる」と述べています。
また、これらの原発の建設期間は10年と予想されているとし、その投資額は100億ドルだとしました。
さらに、この2つの原発の建設プロジェクトにはロシアが参加するとし、「ロシアとの協定では、このプロジェクトの実施において、国内の技術力が活用される」と語っています。
サーレヒー長官はまた、「今後10年間のエネルギー、工業、農業、医療に関係する分野における国内のニーズにより、原子力産業に特別予算が割り当てられる」と述べました。
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