シリア大統領、「アメリカはイランのイスラム革命を恐れている」
10月 04, 2016 20:26 Asia/Tokyo
シリアのアサド大統領が、「アメリカはイランのイスラム革命が各国の国民のモデルとなるのを恐れている」と語りました。
アサド大統領は、テヘラン発行の外交季刊誌の編集長のインタビューで、「西側諸国、特にアメリカは、イランのイスラム革命を恐れているため、サウジアラビアに、地域での部族対立の枠内で行動をとるよう指示した」と語りました。
アサド大統領は、「アメリカはシリア危機が始まる前、シリア政府は抵抗の中心、イランに対して役割を果たすべきだと主張したが、シリアはこれを受け入れなかった」と述べました。
また、「アメリカはシリアに、パレスチナの虐げられた民の権利を無視する和平案の枠内で歩みを進めるべきだと主張した」と述べました。
さらに、「現在シリアはテロ対策の主な中心であり、シリア情勢は世界の政治的な地図に影響を及ぼすだろう」と強調しました。
アサド大統領はまた、「シリア政府は主権、国民、国益を維持するために、抵抗する」と強調し、「イランはシリアの存続において基本的な役割を果たし、このことは全ての人に知られている」と語りました。
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