テヘラン金曜礼拝、イスラム教徒の連帯と抵抗を強調
10月 28, 2016 19:35 Asia/Tokyo
28日に行われたテヘラン金曜礼拝で、イマーミーカーシャーニー師が説教を行い、イスラム教徒に向け、イスラムの敵に対して連帯し、抵抗するよう呼びかけました。
イマーミーカーシャーニー師は、「イスラム教徒は、現在の危機や問題を解決するため、彼らの消滅を計画する者たちに対して、完全に賢明さを保ち、団結して立ち向かうべきだ」と強調しました。
また、イスラム教徒が幸福を手にするためには目覚めるべきだと強調し、「今日、アメリカとシオニスト政権イスラエルの悪しき陰謀をイスラム世界で実行しているサウジアラビアなどのイスラム諸国の支配者は、これらの国から出て行くべきだ」と語りました。
さらに、アメリカ大統領選挙の2人の候補者の選挙スローガンに触れ、「彼らは、国民の経済状況や問題に注目するのではなく、他国の国民の殺害という結果しかもたらしていない、これまでの政策の継続だけを語っている」と強調しました。
イマーミーカーシャーニー師は、「アメリカとヨーロッパの人々は、人道的な道を歩もうとするのであれば、好戦的な人物をトップに起用すべきではく、彼らを追放すべきだ」と語りました。
また、11月3日のイランのアメリカ大使館占拠事件の日が近いことに触れ、「今日、イエメン、シリア、アフガニスタン、イラク、バーレーンといった世界の国々の人々は、イランの国民と同じように、アメリカが他国に圧制以外のものをもたらしていないという結論に達している」と強調しました。
さらに、覇権主義者とシオニストは、この37年間、イラン国民の連帯を崩すために多くの努力を行ってきたが、イラン国民はそれを退けたと語りました。