2月 16, 2016 22:29 Asia/Tokyo
  • イラン経済財政相、「日本首相がまもなくイランを訪問」

イランのタイエブニヤー経済財政大臣が、「近い将来、日本の安倍総理大臣がイランを訪問する」と述べました。

タイエブニヤー大臣は、16日火曜、河井内閣総理大臣補佐官と会談した後、IRIB通信記者の単独インタビューに応じ、「この会議では日本の機関との協力により、日本との明らかな計画に関して合意に至り、具体的な結果が伴うよう首相訪問の準備を整えることになった」と語りました。

また、「日本はイランの石油、天然ガス、石油化学、自動車製造に関するプロジェクトに参加したいと考えている」と語りました。

さらに、「河井補佐官との会談では、イランの一部計画の実施に100億ドルを支援することに関して話し合いが行われた」としました。

イランのジャンナティ・イスラム文化指導大臣も、河井補佐官との会談で、「両国の協力のひとつは映画に関する協力だ」としました。

ジャンナティ大臣は、演劇、具象芸術、書道、芸術展示会の開催など、芸術分野におけるイランと日本の二国間協力や活動を強調しました。

また、「両国の間で文化週間を開催し、教授や学生の交換において両国の学術・大学協力を拡大することができる」と述べました。

一方の河井補佐官も、この会談で、「イランは古い文明を有した国であり、我々は文化や歴史の分野で、多くの共通の活動を有することができる」と述べました。

イラン中央銀行のセイフ総裁も、河井補佐官との会談で、イランの制裁解除に関する日本政府の承認事項について触れ、「この承認事項は、強力な銀行関係の確立に向けた第一歩だ」としました。

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