アメリカの選挙結果の影響を受けないイランの政策
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イランのローハーニー大統領が、「アメリカ大統領選挙の結果は、イランの国内外の政策に影響を及ぼすことはなく、イランの立場はイラン国民の意志と要求に基づいている」としました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
11月 10, 2016 16:05 Asia/Tokyo
  • アメリカの選挙結果の影響を受けないイランの政策

イランのローハーニー大統領が、「アメリカ大統領選挙の結果は、イランの国内外の政策に影響を及ぼすことはなく、イランの立場はイラン国民の意志と要求に基づいている」としました。

モハンマディ解説員

ローハーニー大統領は9日水曜、アメリカの大統領選挙の結果はイランの政策に影響を及ぼさないとし、「イランの行動は一部の地域諸国とは異なり、他国の政権交代の影響を受けることはなく、国内の能力と英知、誇り、利益に基づいて自らの道を進む」語りました。また、「アメリカはもはやイラン恐怖症を用い、反イランの連帯を作り出すことは出来ない」としました。さらに、今回の選挙がアメリカの政府関係者に対し、知性による論理的な方法をとり、他国での覇権追求や干渉、戦争誘発行動を控える下地を整えることを期待するとしました。

アメリカでの数ヶ月にわたる選挙戦を経て、トランプ氏が9日水曜、アメリカの第45代大統領に選出されました。

アメリカの選挙結果がこの国の人々にどのような影響を及ぼすかについてはさておき、イラン国民はアメリカの政府は1979年のイスラム革命勝利後、40年近く、常に敵対姿勢をとり、イランイラク戦争でイラクを支持したり、核問題で圧制的な制裁を科したり、イランの発展を妨害してきたと考えています。このためイラン国民は、この数十年、アメリカ政府の政策について苦い経験を有しています。

これに加えて、イランの人々や体制の責任者は、アメリカの政策とこの国のシリア、イエメン、アフガニスタンといった地域諸国への干渉は、地域のイスラム教徒の感情を刺激し、暴力や過激主義を拡大する主な要因になっていると考えています。

中東、ペルシャ湾、アデン湾、紅海といった地域の情勢不安や暴力や過激主義の拡大から生じる脅迫、イランが戦っているISISなどのテログループの逸脱した思想の拡大は、アメリカの地域政策において真剣な見直しが必要であることを物語っています。このため、イランの人々にとって重要かつ注目に値するのは、アメリカの新政府の行動です。

イランの最高指導者ハーメネイー師は先週、世界の覇権主義との闘争の日の式典で、最も重要な発展の道は、アメリカとの協議やこの国に近づくことではなく、国内の力に頼り、アメリカの敵対政策に対して賢明さを保つことだとしています。