アメリカ共和党が対イラン制裁の継続と拡大を求める

アメリカ大統領選挙の共和党候補のトランプ氏が当選したことを受けて、アメリカの共和党がイランに対する制裁の継続と拡大を求めています。

プレスＴＶのサイトが１１日金曜に伝えたところによりますと、トランプ氏が大統領に当選し、アメリカ政府のイランに対する立場が変わる可能性が出てきたことを受けて、アメリカ下院の議事規則議院運営委員会は、イランに対する８０機の航空機売却を妨害しようとしています。

このサイトによりますと、現政権のアメリカ財務省がボーイング社の航空機のイランへの売却を許可すると発表した中で、この委員会は現在、このような法案を準備中です。

こうした中、イランに対する法案を作成しているアメリカ共和党のホイジンガ下院議員は、この計画が月曜の、議会の開始から着手されるとして、遅くとも水曜までには票決に持ち込むとしました。

下院の議事規則議院運営委員会はまた、ホイジンガ議員の法案により、イランとの輸出入に関する金融協力を全面的に禁止しようとしています。

一部の下院関連の情報筋は、一部の共和党議員が、イランへの追加制裁として、この制裁を１０年延長しようとしていると伝えました。