イラン、「核合意の書き直しは、アメリカにとって損」
(last modified Sat, 12 Nov 2016 11:44:52 GMT )
11月 12, 2016 20:44 Asia/Tokyo
  • イラン、「核合意の書き直しは、アメリカにとって損」

イラン公益評議会のレザーイー書記が、「アメリカ大統領選挙で当選したトランプ氏が、核合意を書き直そうとすれば、それはアメリカにとって損になるだろう。それは、イランが核合意の誤った点を修正することになるからだ」と語りました。

イルナー通信によりますと、レザーイー書記は11日金曜、インスタグラムにおいて、「核合意を見直すとすれば、その期間中、イランは燃料サイクルや濃縮のプロセスを完成させ、しかも他国との間で成立している現在の合意の結果をも利用することになる」と述べています。

また、「トランプ氏がアメリカや世界各国の取り決めの実施を妨害すれば、間違いなくイランは報復措置に出るだろう」としました。

さらに、「アメリカによる核合意の見直しは、アメリカを大きな問題に直面させることになる」と語っています。

トランプ氏は、選挙運動を開始した最初の数ヶ月において、イランとの核合意を破棄すると表明しており、そのしばらく後には核合意の見直しの必要性について発言しています。

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