テヘラン金曜礼拝、「アルバインは、イスラム教徒の連帯の具現」
11月 18, 2016 19:15 Asia/Tokyo
18日に行われたテヘラン金曜礼拝で、イマーミーカーシャーニー師が説教を行い、イマームホサインの殉教から40日目のアルバインは、シーア派とスンニ派のイスラム教徒の敵に対する抵抗と連帯を示すものだと語りました。
イマーミーカーシャーニー師は、イスラム共同体を対立させるための覇権主義者やシオニストの努力に触れ、「アルバインの儀式にさまざまな宗派の何百万人というイスラム教徒が参加することは、イスラムへのあらゆる陰謀に抵抗するための彼らの決意をあらわしている」と強調しました。
また、イスラム世界は、アメリカやシオニスト政権イスラエルの陰謀を正確に知り、洞察力によって、地域諸国に対する彼らの計画の実施を妨げるべきだとしました。
さらに、シリア、イエメン、イラク、アフガニスタンといった一部の地域諸国における流血の継続に懸念を示し、「地域の罪のない人々が殺害されている原因は、アメリカと、テロの支援国にある」と語りました。
イマーミーカーシャーニー師は、「アメリカとその同盟国は、イランがテロを支援していると非難しているが、彼ら自身が現在、ISISなどのテロ組織に資金を提供し、そのメンバーに訓練を施している」と述べました。
また、アメリカ大統領選挙について、「この選挙の結果は重要ではない。なぜなら、アメリカ国民の問題や世界の危機の解決には何の影響もないからだ」と述べました。
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