イラン外相、「日本は地域の安定に積極的な役割を果たすべきだ」
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イランのザリーフ外務大臣が、日本の岸田外務大臣と日本外務省で会談しました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
12月 07, 2016 16:27 Asia/Tokyo
  • イラン外相、「日本は地域の安定に積極的な役割を果たすべきだ」

イランのザリーフ外務大臣が、日本の岸田外務大臣と日本外務省で会談しました。

IRIB通信の特派員が東京から伝えたところによりますと、ザリーフ、岸田、両外相は、この会談で、政治・経済分野における両国の協力の拡大について話し合いました。

タスニーム通信によりますと、ザリーフ外相はこの会談で、「我々は、さまざまな分野、特に経済分野で両国の関係を拡大したいと考えている」と語りました。

ザリーフ外相は、イランは地域の安定を支える国だとし、「我々は日本に対し、地域の安定確立に積極的名役割を果たすとともに、他国との政治的な関係を利用し、テロリストへの支援の停止を呼びかけることを期待している」と語りました。

また、「我々は、アフガニスタンやペルシャ湾岸地域に安定をもたらすために日本と協力する用意がある」としました。

ザリーフ外相は、今年9月の国連総会の傍らで、イラン大統領が安倍首相と会談したことに触れ、「この会談では、イランと日本の10ヵ年のロードマップの明確な取り組みが定められた。我々はその実施に向けて努力すべきだ」と語りました。

ザリーフ外相は、核合意の一部の内容の実施における日本の役割は建設的なものだとし、「金融・経済関係など、その他の分野でも日本が積極的に関わるよう期待している」と述べました。

岸田外務大臣もこの会談で、核合意の正確な実施を強調し、「日本は核合意を支持しており、今後もこれまで同様、この合意の実施において必要な協力を行っていく」と述べました。

さらに、「イランもまた、国際平和の向上に向け、その影響力を今以上に発揮し、より積極的な役割を果たすよう期待している」と述べました。

岸田外相はさらに、核合意実施から1周年が近づいていることに触れ、「日本は核合意の安定した実施を支持している」と語りました。

両者は会談の後、共同記者会見で、地域・国際問題に関する自身の立場や協議の結果について説明しました。

ザリーフ外相は、岸田外相の正式な招待を受け、6日火曜夜、政治・経済高等使節団を率い、東京入りしました。

ザリーフ外相は、7日水曜、JETRO日本貿易振興機構の石毛理事長と東京で会談し、「イランは、日本企業の投資にとって安全で安定した国である」と語りました。

ザリーフ外相は、イランは、原油価格の下落が経済成長に影響を及ぼさなかった唯一の産油国だったとし、「イランは日本との経済協力の拡大を求めている」と語りました。

一方の石毛理事長もこの会談で、「制裁の解除により、日本企業がイランでの経済活動や投資を拡大するための土台が整っている」と語りました。

両者はこの会談で、環境問題、自動車製造、医薬品の分野の協力拡大や、テヘランでのJETROの活動拡大を強調しました。

ザリーフ外相は、7日水曜、東京で行われたイランと日本の第1回貿易会合でも、「イランと日本は、両国間の経済関係の拡大につながる多くの共通点を有している」と語りました。

また、イランは世界の国々との経済協力や貿易に関心を持っているとし、「イランは、南部バンダルアッバースからペルシャ湾岸諸国、南東部チャーバハールから中央アジア、そこからアゼルバイジャンやコーカサス地方など、北と南を結ぶ位置にあり、それによって世界の経済との力強い協力に入っている」と強調しました。

さらに、アフガニスタンにおける麻薬対策に関するイランと日本の協力を、両国の協力の主軸のひとつとして挙げ、それはさまざまな分野に拡大することができるとしました。

ザリーフ外相は、地域におけるテロとその脅威に触れ、「地域における貿易や投資に関するイランの安全性の高さは、日本の投資家や貿易業者にとって最良の機会だ」と述べました。

ザリーフ外相は、7日、薗浦外務副大臣と会談し、政治・経済、国会関係の拡大、地域の危機の平和的な方法による解決、テロ対策と安定確立に向けた、アフガニスタンへの投資の拡大と麻薬対策における協力について話し合いました。

ザリーフ外相のアジア訪問は経済問題が中心となるため、ナレッジベース企業の代表者らが、この訪問に同行しています。