テヘラン金曜礼拝、シリア北部アレッポの解放を賞賛

16日に行われたテヘラン金曜礼拝で、イマーミーカーシャーニー師が説教を行い、シリアの政府軍と抵抗勢力は、北部アレッポをテロリストの占領から解放し、イスラムの敵の陰謀を退けたと語りました。

イマーミーカーシャーニー師は、アレッポの解放に祝辞を述べ「シリアの政府軍と抵抗勢力は、テロリストに対する勝利により、シオニスト政権イスラエル、アメリカ、サウジアラビアに勝利した」と語りました。

また、シリアやイラクでのテロリストの犯罪や事実の捻じ曲げ非難し、「シオニスト政権の支援を受けたテロリストは、この犯罪により、イスラム世界の主な問題であるパレスチナ問題が忘れられるように仕向ている」と語りました。

さらに、イスラム世界の問題は、シオニスト政権、アメリカ、サウジアラビアにあるとし、「敵に対する抵抗は、イスラム世界を救う道だ」と語りました。

イマーミーカーシャーニー師は、シオニスト政権を消滅させるには、この政権の占領や犯罪に抵抗することだとし、「パレスチナ人は、イスラエルが消滅するまで、この政権との戦いを続けていく」と述べました。

また、「まもなく、イラクとシリアの全土がテロリストの占領から解放されるだろう」としました。

イマーミーカーシャーニー師は、アメリカによるイラン制裁法の10年延長に触れ、「この制裁は核合意の違反だ」と語りました。

また、イランは誇りを持って力強く自分たちの道を歩み続け、誰かを恐れることはないと強調し、「イランは核合意を遵守しており、アメリカによるその違反は、世界の人々に証明されている」と語りました。

さらに、「イランはアメリカによる核合意の違反に対し、合理的かつ断固たる決定を下すだろう」と強調しました。

アメリカのオバマ大統領は、先ごろ、イラン制裁法の延長を許可しましたが、この法に署名しませんでした。

イマーミーカーシャーニー師は、預言者ムハンマドとシーア派6代目イマーム、サーデグの生誕日に際して祝辞を述べ、「誰もが敬虔さという光で人生を照らすべきだ」と述べました。