イラン公益評議会の書記、「アメリカは没落に向かっている」
12月 18, 2016 17:17 Asia/Tokyo
イラン公益評議会のレザーイー書記が、アメリカに関する最近の出来事に触れ、「偉大なるアメリカを取り戻すとした、同国の次期大統領トランプ氏のスローガンは、実現不可能だとし、「出来事の流れは、アメリカは没落に向かっていることを示す」と述べました。
イルナー通信によりますと、レザーイー書記は17日土曜、SNS上で、「トランプ氏は、アメリカを絶頂期に取り戻すというスローガンで大統領選挙に勝利したが、証拠からは、アメリカはずべての分野で没落を迎えていることがわかっている」と述べました。
また、中国、ロシア、イランなど様々な国がアメリカによる、治安、経済、政治面での脅迫に対抗しているとし、「こうした状況の中で、トランプのスローガンの実現は、不可能であり」と語りましました。
レザーイー書記はさらに、「イランに対するアメリカの敵対の強化にも拘らず、イランは戦争を計画していないが、国際情勢から最大限の利益を得、自国の経済を強化すべきだ」としました。
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