イラン外務省、「地域におけるイランの影響は歴史的、精神的、文化的なもの」
3月 04, 2017 17:48 Asia/Tokyo
イラン外務省のガーセミー報道官が、地域におけるイラン恐怖症の拡大に向けた、イランに対する一部の国の関係者の最近の心理戦について触れ、「地域におけるイランの影響は、歴史的、精神的、文化的なものだ」と述べました。
ガーセミー報道官は、3日金曜、イルナー通信のインタビューで、「イランは外国への依存を断ち切り、独立を実現することで、文明や文化、歴史、科学の力や優秀な人材、神の授けた多くの恩恵を持っているという点で、多くの浮き沈みを経て、政治、経済、科学技術など様々な分野での能力を拡大し、地域の新たな地位を享受することに成功した」と語りました。
また、「イランの地域的な影響力は否定できないものだ」と強調し、「イスラム教徒とその他の国民の間の歴史的、文化的影響は、昔から存在し、これに関してはイランのイスラム法学者の政策や意見、学術的な作品を見れば十分だ」と述べました。
さらに、「こうした影響力は、金や武器、プロパガンダによって手に入るものではない」とし、「どの国もこうした影響力をなくすことはできない。なぜなら国の意志から外れたものだからだ」と述べました。
ガーセミー報道官は、「地域におけるイランの影響力は、ここ数日、一部の外国のメディアで意識的か無意識か、マイナスの形で提示されているものとは完全に異なる」とし、「地域におけるイランの影響力は、各国の主権と独立の維持を尊重し、内政に干渉せず、対話の影響力を用い、ソフトパワーに基づくものであり、地域の人々にとって、政治的独立、発展の成功例である」と強調しました。
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