イラン大統領のロシア訪問
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イランのローハーニー大統領が、ロシアを訪問しています。  
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
3月 28, 2017 15:54 Asia/Tokyo
  • イラン大統領のロシア訪問

イランのローハーニー大統領が、ロシアを訪問しています。  

ローハーニー大統領は2日間のロシア訪問で、プーチン大統領とメドベージェフ首相と会談し、二者関係、そして最も重要な地域・国際問題に関して話し合いを行いました。この問題について、IRIBアミーンザーデ解説員は次のように語っています。

現在、イランとロシアの協力の新たな段階が始まりました。一部の有識者は、両国の間で戦略的関係が形作られていると考えています。とはいえ、両国は今も良好なレベルの関係には至っていませんが、戦略的関係の道筋において歩みを進めています。

おそらくこれに関してイランとプーチン大統領時代のロシアとの関係と両国の関係者の会談は、イランとロシアの関係が戦略的関係のレベルにあるという見かたを強めています。イランとロシアは緊迫した状況の中、地域や世界の協力に向けた機会を十分活用していることを示し、この訪問もまた、こうした見解を裏付けるものです。

イランは、地域の安定強化においてロシアとの協力に向け、注目に値する可能性を有しています。この問題は、ロシアの他、アゼルバイジャンやアルメニアといったコーカサス地方の国々にとって、またユーラシア連合の強化と多国間協力の拡大において、重要性を有しており、イラン・ロシアとその他の地域諸国の協力の向上につながるでしょう。南北幹線道路も、イラン、ロシア、アゼルバイジャンの3カ国の協力によって強化され、他の国もこの協力に加わることができます。

プーチン大統領はここ数年、イランとの高いレベルの良好な関係を保つことに重要性を見出していることを示していますが、いまもこうした見解の影響はそれほど具体的にはなっていません。両国の貿易量などの経済指標は低く、20億ドルにも達していません。とはいえこの問題は、ある程度まで、国際レベルでの関係や地域での競争に影響を及ぼしています。一方でイランは全ての国との関係において、バランスと多様性を生じさせようとしており、このためイランは中国、インド、日本、EUとの関係のバランスの取れた拡大に注目しています。

このほか、地域の地理的協力、イラン・ロシアと近隣諸国とのカスピ海での協力は、経済、環境、運輸エネルギーといったいくつかの重要な協力を有しています。

とはいえ、関係の拡大は、イランとロシアの立場が全ての分野に一致していると言うことを意味していません。今も、カスピ海の法制度を巡る問題は解決していません。また、地域におけるイスラエルとサウジアラビアの政策に関して、またシリアの問題に関しても見解の対立を有しています。とはいえ、イランとロシアは地域や世界の多くの問題に関して、また地域におけるアメリカの影響力への対抗に関して、同じ見解を持っています。

イランとロシアは、存在する可能性を利用することで、経済に加えて、中央アジア、カスピ海、中東での治安問題において協力を拡大しようとしています。イラン大統領のロシア訪問はこうした角度から見るべきでしょう。