スイス大統領のイラン政府高官との会談
スイスのシュナイダー・アマン大統領が、イラン訪問に満足の意を示し、この訪問にスイスの企業40社の代表者が参加したことは、さまざまな分野におけるイランとの協力拡大へのスイスの関心を示しているとしました。
モハンマディ解説員
26日金曜夕方、政治・経済高等使節団を率いてテヘランを訪問したシュナイダー・アマン大統領は、27日土曜、イランの最高指導者および大統領と会談した他、イランとスイスの会合に出席しました。同大統領はこの会合で、「イランの制裁解除後、スイスはすべての分野でイランとの関係を拡大する決意だ」と語りました。また、イランとスイスの協力の歴史に触れ、「我々は140年前からイランと良好な関係を有してきた。このような協力は、困難な時代にも維持された。核合意の実施と制裁解除の後の現在、関係を拡大しようとしている」と述べました。シュナイダー・アマン大統領は、27日、イラン商鉱工業会議所の関係者、経済活動家と会談し、スイスはイランのWTO世界貿易機関への加盟を支持するとし、「イランの加盟が近々、実現するよう必要な支援を行う」と述べました。さらに、「イランとスイスの経済関係は、これまで非常に良好なものだった。それを拡大する土台は整っている」と語りました。
イラン商鉱工業会議所のジャラールプール会頭も、この会談で、両国の金融関係の拡大を加速すべきだとしました。シュナイダー・アマン大統領は、27日土曜朝にも、イランのローハーニー大統領と共同記者会見を行い、スイスの民間部門が、イランとの経済関係の拡大に関心を持っていることを明らかにし、「イランとの経済関係の改善に向け、テヘラン・ジュネーブ間でまもなく直行便が就航する」と語りました。
ローハーニー大統領もこの会見で、「国家主権、民主主義、選挙は、イランとスイスを近づけている」と述べました。ローハーニー大統領は、イランとスイスの会談のこの他のテーマとして、文化、大学、研究所、科学、技術、新たな学問における革新といった分野での協力を挙げました。同大統領は、「科学技術協力に関して、両国の間で協力拡大に向けた6つの合意書が調印される」としています。
ローハーニー大統領はまた、テロ対策、シリアやイエメンの難民への支援におけるイランとスイスの協力を強調し、「テロ対策に向けた協力、協議、活動は、世界の国々の前にある唯一の道だ」と語りました。
スイス大統領がテヘランを訪問し、イランの政府高官と会談を行っている中で、スイスの財務大臣が、イラン中央銀行のセイフ総裁と会談し、イランの住宅分野への投資に向けたスイスの用意を明らかにしました。
セイフ総裁は、この会談の後、記者会見で、「スイスは、イランの金融機関のレベルの向上を支援する。イランとスイスの銀行関係者の間で会合が開かれることになっている」と述べました。