イラン大統領がシリア大統領と電話会談、アメリカのシリア攻撃を非難
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イランのローハーニー大統領が、独立国シリアに対するアメリカの侵略的な攻撃は、国際法や国連憲章への違反であるとし、それを改めて非難しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
4月 09, 2017 19:47 Asia/Tokyo
  • イラン大統領がシリア大統領と電話会談、アメリカのシリア攻撃を非難

イランのローハーニー大統領が、独立国シリアに対するアメリカの侵略的な攻撃は、国際法や国連憲章への違反であるとし、それを改めて非難しました。

ローハーニー大統領は、シリアのアサド大統領と電話で会談し、「イラン国民は、シリアの領土保全やテロとの戦いにおいて、今後もシリア国民の傍らに続ける」と語りました。

ローハーニー大統領は、7日金曜未明のアメリカによるミサイル攻撃で、シリアの罪のない人々が死亡したことに遺憾の意を示し、アメリカのミサイル攻撃の犠牲者の遺族に哀悼の意を示し、負傷者のために回復を祈りました。

ローハーニー大統領は、化学兵器を廃絶するためのシリアの国連との協力に触れ、提起されている主張は根拠のないものだとし、「このような攻撃は、ここ数ヶ月、シリアとイラクで大きな敗北を喫してきたテロリストの士気を高めるだけだ」と強調しました。

さらに、「アメリカのミサイル攻撃は、シリアの利益に反する行動であり、世界の全ての国が、このような攻撃をはっきりと非難している」としました。

また、イラン、シリア、ロシアのさらなる調整は、テロとの戦いの実現に効果的なものになりうるとし、「テロ支援によって、シリアの将来を彼らの有利に変えることができると考える者たちは、完全に誤っている」と語りました。

アサド大統領もこの電話会談で、イランのシリア支援に感謝を述べ、「アメリカのミサイル攻撃は、最近のテロリストの大きな敗北と崩壊を受けて行われた。これは、テロ組織の士気を高め、シリアの国民と軍を弱めるためのものだった」と語りました。